レーシック受ける前に
レーシックには、手術後の合併症はありませんか?
残念ながら手術後に合併症が起こらないとは言い切れません。
レーシックに限らず、どのような手術であったとしても手術後に合併症が起こらないとは言い切れません。しかし、手術を受けるご本人様からすれば、手術の安全性だけではなく、手術後の合併症も気になることだと思います。レーシックの手術を受けられることで、考えられる合併症はいくつかあります。これらの合併症はすべての人がかかるものではありませんし、非常に稀なケースも含んでいるものになりますが、レーシックの手術をご検討される上で、頭の隅に入れておいていただくことをおすすめしたいと思います。
レーシックの手術後に起こりうる合併症として、ドライアイや目のぼやけ、ハロ(ハロー)・グレアと呼ばれる症状が挙げられます。ドライアイは目が乾燥しがちになってしまうものになりますが、ドライアイの場合は術後時間が経つことによって症状が緩和されることが多くなっていますので、それほどご心配される必要はないでしょう。また、周りがぼやけてみえてしまう症状も術後時間とともに回復すると考えられています。ハロー・グレアとは、夜間、光がにじんで見えてしまったり、まぶしく見えてしまったりする症状になりますが、この症状が出てしまった場合も術後の時間経過とともに回復すると言われています。
レーシックの手術後に起こりうる合併症はほかにもあります。あまりこういったことばかりを言うのは気が引けるのですが、どんな手術もリスクがゼロというわけではありませんし、万が一、こういった合併症が出てしまう可能性もあるということを知った上で、手術についてお考えいただくことはとても大切です。
レーシックの手術後に起こりうる合併症として、まれにコントラストが低下してしまい、本などが読みにくくなってしまうことや、角膜をレーザーで削る際に削りすぎてしまうことによって遠視になってしまうことなどが考えられます。コントラストの低下は角膜に傷ができてしまうことによって起こりうるものになりますし、遠視も角膜の削りすぎによって起こりうるものになりますので、万が一手術がうまくいかなかった場合に起こりうるものだとお考えになっていただきたいと思います。また、場合によっては、術後半年から1年ちかくで近視の状態に戻ってしまうことも考えられます。
こういった症状は非常に稀なケースになりますが、手術である以上、こういった状態になってしまう可能性はゼロではありません。レーシックの手術をお受けになられる際には、レーシックの手術に慣れているしっかりとした病院をお選びになっていただき、ご自分の眼がレーシックの手術に適しているかどうか、しっかりと検査をしていただいてから、手術をお受けになっていただきたいと思います。
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作成者: Re-sikku
改訂: 1.13
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